多様化するニーズに応える、業界有数の豊富な商品数
絵画、工芸、その他さまざまな装飾にお使いいただけます。
金や銀を叩き伸ばして作られる箔は、装飾材料として現在まで日本の伝統芸術に重宝されてきました。300年以上取り扱い続けてきた、当社の基礎となる商品です。
基本の箔のサイズは、3寸6分(109mm角)・4寸2分(127mm角)です。
※1寸=約30.3mm
別注サイズについてはお問い合わせください。
通常の金箔は、不純物元素をほとんど含まない純金(99.99%以上)ではなく、通常、銀や銅を添加した合金でできています。
合金にする理由は、打ち延ばしやすくするために、適度な硬さと変形抵抗を与えるためです。純金のみではかえって延ばしにくいのです。他には銀や銅を適量加えることによって、色調を変化させることができるという理由があります。金の純度が高いと赤みを帯びた黄金色になり「赤金」と呼ばれ、銀の割合が多いと赤みは消失するため「青金」と呼ばれます。また銅を加える事でも違った赤みを帯びます。一般に「赤金」は22K(4号)までを指し、18Kからを「青金」と言います。
このように合金の含有率の違いで、多様な色の金箔があるのです。
金箔の厚みはおおよそ0.1μ~0.2μです。また平均厚さでみると、断切箔は縁付箔よりわずかに厚いです。(断切箔と縁付箔の違いは下記をご覧ください)
縁付箔は、打ち紙に手漉き和紙を用いているので格子状の紗(しゃ)の目が金箔に現れています。格子状の目が残るということは、厚さが周期的に変化していることを意味しています。
一方、断切箔の場合、透かしてみると放射状の模様が見えます。これは箔の延び方向と関係していると考えられ、縁付箔と同様に厚さの不均一があることを意味しています。
中心から放射状の模様
細かな格子模様
金箔には品質・製法(打ち紙の違い)によって2つの種類があります。使用方法によって箔を選びます。
「ふるや紙」と呼ばれる箔打紙を用いて打ち延ばされた金箔です。この「ふるや紙」は、特殊な粘土を混入した手漉きの雁皮紙を灰汁処理して作られており、金箔打ちに欠かせないものです。
正方形に仕上げた箔を、合紙(あいし)と称する三椏紙の台紙の上に1枚1枚重ねます。合紙の寸法が金箔を縁どるように一回り大きいことから縁付箔と呼ばれています。
扱いやすく、落ち着いた光沢を持ちます。また下地が平滑で凸凹の無い、平押しに向いています。一方で断切箔に比べて高価です。
打ち紙としてグラシン紙を用いて製造されます。
打ち上がった不定形の箔を大きな合紙と交互に重ね、定寸の正方形に一気に裁断するため断切箔と呼ばれています。
縁付きに比べるとやや扱いにくく、合紙と箔の大きさが同じであることもまた、扱いを難しくしています。ですが縁付きに比べ光沢があるため、光らせたい場合や、下地が平滑でない場合は断切箔が向いています。また縁付箔に比べて安価です。
黄金箔 24K | 純金箔 五毛 | 純金箔 1号 | 純金箔 2号 |
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サイズ
縁付:109mm角 |
サイズ
縁付:109mm角 |
サイズ
縁付:109mm角,127mm角 |
サイズ
縁付:109mm角 |
金:99.99% |
金:98.91%
|
金:97.66% |
金:96.72%
|
純金箔 3号 | 純金箔 4号 | 青金箔 | 水金箔 |
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サイズ 縁付:109mm角,127mm角 断切:109mm角,127mm角 厚み:0.1~0.2μ |
サイズ 縁付:109mm角,127mm角 断切:109mm角,127mm角 厚み:0.1~0.2μ |
サイズ 縁付:109mm角 断切:109mm角 厚み:0.1~0.2μ |
サイズ |
金:95.79% |
金:94.43% |
金:75.53% |
金:59.74% |
白金箔(プラチナ) | 純金箔舞妓印(食品用) | 純銀箔 |
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サイズ 断切:109mm角,112mm角 厚み:0.1~0.2μ |
サイズ 断切:109mm角 厚み:0.1~0.2μ |
サイズ 断切:127mm角 厚み:約0.3μ |
Pt:99.99% |
金:95.40% |
銀:99.99% |
ムーンゴールド | カプランゴールド |
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サイズ 断切:80mm角 厚み:0.1~0.2μ |
サイズ 断切:80mm角 厚み:0.1~0.2μ |
【22K】 |
【19K】 |